隣の席の女の子に恋をした。


隣の席の女の子に恋をした。
 

名前が欲しいよ 君が呼んでくれるぐらいの
あるいは会場が呼んでくれるぐらいの
明日も教室で会えるかな 風邪も怪我もいらないよ
何も無いと思うと 君が探されてる 僕の中で
だけど手をつなぎたい たまにはモテたいな
隣のクラスのかわいい女の子
僕はまだ幼くて 若さは強くて
知っていればもっと後悔なんてしないさ

そして大人になった後に猫背で
帰りたくて仕方ない夢を嘆くのかい
こないだ校舎が消えたよ ブルーシートに隠されて
すごく不思議なんだよ 信じきれやしない
手を伸ばせば校庭が無限に広がっていた様な
気がするのだけれど 気のせいなのかな

何も知りたくないよ もう知りたくないよ
夢を見ていただけ よく口にしたフリをして
若い全ての力で 全部この感覚から
プラスを受けとってくれ 涙なんて今はエゴいんだろう

十一歳の子どもにはあまりに先が見えないかい?
転がってしまうよ 気づかないうちに
隣の席の女の子 短めの肩までの髪
僕のこと呼んでよ 何も話せなかった

何か素晴らしいコトでも 一生気づけないかもなんて
言わないでくれよ 知りたくもないさ
僕に笑顔を見せてよ もう決して歩けない屋上で
キスをしてくれよ 僕が夢を捨てる前に


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隣の席の女の子に恋をした。