the start of the end


the start of the end
 

招待状はちゃんと書けた。君がこれを受け取った時、喜んですぐに僕の家まで来たくなるよう
な招待状だ。甘い言葉を忍ばせられた招待状、紹介文には君の大好きなフジウのケーキのチョ
コを用意した事を匂わせている。だから君のほんの笑顔が浮かんでいる、この瞼とは現実を隠
し通せる物じゃない事はわかるよ。勉強音痴だけどわかるよ。あの別れが、ほんの別れの一つ
がこの目の前に、瞼の前に、有った事が思い出されてしまうのだけれど、友達には有って君に
は無い物もわかるよ。逆もわかるよ。だけど、つまり、僕の悲しみは無い。招待状には、文字
の端まで気付く洞察力が僕には無いから、多分、無い。駆け巡らない。ただ、もしかすると封
を切ったその時に全部が消えてしまうかもしれない。そんなはず無いけれど、なんともなし。

着色料の無いお菓子を食べて、僕等は健康的な物に憧れる。これは善とか悪とか○とか×とか
正しいとか違うとか裁くとか罰するとか殺人者に殺意を抱く正義とか擁護する愛の精神を持つ
神の名の下にとか上に立つ人間という種族だからとか地球の為に人間は滅びるべきだとか法律
によって制限すべき事を制限して秩序を保とうとか差別的な法律を改正する為の運動を行う事
で自由と平等を手に入れようとかありとあらゆる脆弱で五月蝿い価値観によって判断出来ない

こんな僕、揺れ動き、危ない僕が

自分や自分を思ってくれる者の感情を信じているからで、決してテレビの健康特集に影響を受
けた訳ではないんだよ。知識人の嘲笑なんかに負けない位のたかが知れた下らない感情論さ。


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the start of the end

再生するたびに
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