世界の終わり


世界の終わり
 

シンガポールが自然に思い出されるグラウンドの砂
の香りがする
向かいの高校の鐘がドアを開けるのと同時に聴こえる

僕はどこに向かうのかをふと忘れて
感じる独特の色に今年も夏が来た、と

そんな おしゃれな日だ

室内特有の静けさの狭い博物館に来ている
僕は今日、自分じゃ無理なくらい
頭を使っているんだ

メーデーが聴こえる
大丈夫だと送る
まだ不安だって返ってきて
僕は一日中、言葉に詰まっていた

駅までの道で夕立にあい、雨宿りをして
いた
波紋 音 人並み 雨宿りの共犯がずっと続けばな

僕はどこにいるのかをふと忘れて
永遠の孤独と共犯の優しさに打ちひしがれて

そんな 人間らしい日だ
そんな 惨めな日だ

メーデーが聴こえる
大丈夫だと送る
まだ終わってないって返ってきて
僕は、じゃあ何て言えばいいんだって

思ったんだ

テレビを消したら静けさと寂しさの第六感が現れた
君だって、一人じゃ無理なくらい
頭を使っているんだ

シンガポールが自然に思い出されるグラウンドの砂
小学生の僕が
もっと人の温かい音楽に触れられるよ、って未来のお話

また君が自然とメロディをつけてみたいと思うような
詩をつづりたい

そんな ランチトークがしたいね
そんな 惨めな日だ

メーデーが聴こえた
大丈夫だと送る
まだわからないよって返ってきて
僕は、今日は忙しいからって

メーデーが聴こえない
大丈夫だと思い込ませている
自分を責めている 心臓
マヨネーズの賞味期限が切れている

また会おう また気まずくなろう
また会おう また会おう
また会おう

また会おう
また会おう

(すれ違う人、制服の男子は電車の中、表情の裏
 みんな大変だ。みんな本当は大変なんだ。
 みんな大変だ。みんな本当は大変なんだ。)


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世界の終わり

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