アイリス


アイリス
 

全てが大嫌い 君が突然嘆いた
野に散る花びら 空に咲き乱れる雲達
雨の後の虹 それから私が話す言葉
誰にも届かずに消えてしまうものばかり

僕は少しだけ戸惑ってこう言った
そんなことはない ちゃんと君の胸に届いてる
君の言葉はしっかり僕に響いた
だからさ泣かずに 僕のために笑って 笑って

生きていくのがつらいのかな
それとも孤独を感じたのか
大丈夫 想い隠し続ければ
愛されなくたって 愛し続けられる

ドアを開けたら 突然君がつぶやいた
いつまでたっても迷惑ばかりかけてごめんね
全てが大嫌い 私が自分勝手なせいで
今までいくつも迷惑ばかりかけてごめんね ごめんね

生きていくのがつらかったんだ
初めて君が僕の目を見て
大丈夫だってうなずいてくれた
迷惑な訳ない すごく温かかった

いくつも涙を あの日君は流してた
僕は涙をこらえるのにひたすら必死で
いくつも涙が溢れそうで僕は焦ってた
君のココロは君が思うよりも純粋

覚えてる 君の温もりの体温を
あの時にさりげなく君の手を握っていた しっかりと

生きていくのがつらくなくなった
初めて僕は君の目を見て
大丈夫だって君の肩たたいた
君が笑おうとして僕は泣いてしまった

全てが大嫌い 僕は泣きながら嘆いた
「いつもそばにいるお前に」好きと言えば嫌われる
苦しかったな 生きていくのがつらかった
気づいた時にはドアは閉じてた けど
ドアを開けたら もう一度ドアを開けたら
まだ涙目の 君は僕を見て微笑む
「お前が大好き」僕は泣きながら言った
途切れ途切れで君は聞き取れなかったらしい

覚えてる 君の温もりの体温を
あの時と同じように君を想っている 今もまだ

覚えてる 君の温もりの体温を
あの時と同じように君を見つめてる しっかりと

生きていきたいと思えたんだ
君と同じ空気を今も吸う
大丈夫だって言う君の笑顔に
何度となく泣いて 何度も笑い合ったんだ

僕が見上げた空には
いつも虹が架かる 希望という名の橋なんだ

いくつも笑顔が あの木の花に溢れた
季節が巡ればいつかは別れる日が来るだろう
約束をしよう 聞き取れなかった言葉は
虹の日に再会するまで大事にとっておく
大事にとっておく


アイリス